生まれて、消えて。
毎日新しい命が誕生し、
毎日あった命が消えていく。
当事者にならないと
なかなか実感しにくいけれど。
昨日、
知っている2人が旅立った。
1人は祖母。
10年ぐらいホームで過ごした。
認知症には寿命があるらしい。
ちょうど10年ぐらい。
父親含め、子供3人誰も間に合わず。
静かに息をひきとったのだろうか。
1人は大好きなカメラマンさん。
有名スポーツ選手や芸能人、
雑誌の表紙写真もとるおじさん。
暗い話が大っ嫌い。
酒とタバコが好きでいつも笑顔。
毎年、お花見に誘ってくれた。
プロとは、を言葉ではなく
背中で教えてくれた尊敬する人。
一方で妊娠中だった親戚が、
昨日から産まれる気配が。
命はまわる。新陳代謝みたいだ。
これまで笑って死にたいと思っていたが、もう1つ追加して目指す。死んだときにみんなに笑ってもらえるようにする。
命は儚い。分かっているようで分かっていないけど。なんだか重要なことのような気がする。人は人生の最後、何を思うのだろう。