時間占有率。
手紙を書くのが好きだ。
プレゼントを買うのも好きだ。
その間は相手のことを思っているから。その時間はすごくロマンチックで純粋で贅沢な時間だと思う。
本とか読んでいて、「あ、この話、彼女好きそう」とか。友達と美味しいものを食べていて、「今度、一緒にきたいなぁ」と思う瞬間も好きだ。幸せな気分になる。
喜ぶ顔を想像すると、ついニヤける。他人から見たらただの気持ち悪い人だけど。それはご愛嬌。
好きな人のことを考える時間占有率って言うのかな。
束縛とか依存じゃなくて、自然にふっと頭をよぎる感じ。まるで走馬灯のような、、、違うかっ。縁起でもないな。
お昼が近づくと「今日は何を食べようかな」と思うように、自然と彼女のことを考えている。我慢できないときは、こっそり写真を見る。その時間はうれしい気持ちになるんだよなぁ。
変な理想を持っているわけではないのは、少し大人になったからかな。好きな人の(自分が思う)良いところだけを見て、勝手に妄想を膨らまして勝手に幻滅する癖はなくなった。いい具合の距離感で好きと言えるイメージ。まるごとあって、その人になってるんだなと。(色々な失敗、叱咤激励を経て)思えるようになった。
今の彼女は、自然体で正義感があって笑う時は本当に楽しそうに笑う。声もかわいいんだな。そして何より愛嬌がある。愛嬌は大事だ。その人のごまかしが効かない無意識の表現だと思う。愛嬌がある人は本当にいい。もし、会社をつくったら採用基準のひとつは「愛嬌がある人」と決めている。
早く家族や友達に紹介したいなと心から思える人だ。おじいちゃん、おばあちゃんになっても、みんなでワイワイと賑やかに暮らしたい。ワークショップをやりながら。