恋愛と失恋。過去と今。

結婚した女性の先輩に、「結婚した時、何を思いましたか？」と聞いたときの答えが、今でも心に残ってる。それは、、、

これまでの恋愛や失恋をした意味が分かった。この人と結婚するためだったんだなと分かった。という言葉。

結婚経験はないけど、なるほどなぁそうかもなぁと思った。だから、自分の恋愛＆失恋経験と、その中で気づいたことを時系列に沿ったキーワードをもとに書いてみる。

「とにかく可愛い子」

モテる子と付き合うことに生きがいを見出す時期があった。振り返ってみると、ただみんなから羨ましがられたいだけ。独占欲も強かった。まぁ、若さが一番の原因かな。

でもいつも不安だった。それはいつでも他の男が寄ってくるから。付き合ってて全く楽しくなかったなぁ。モノを所有するみたいな感じ。「相手を幸せにする」なんて気持ちはほとんどなかったような。。。

「物理的な距離は心の距離」

4年間好きで（その間には並行して違う人を好きになっていたけど...）宮城県の子と遠距離恋愛をした。

付き合うまでに3回ぐらい告白したかな。でも、やっぱり月に1回ぐらいしか会えないと欲求不満になり、他の子と遊ぶことで我慢してた気がする。最初から遠距離だったのが大きかったのかもしれないけども。物理的な距離と心の距離の関係は大事だなぁと。

「先入観」

これは自分自身の悪い癖。今でも意識しないと妄想が暴走する。お、なんかラップみたいな響き（笑）

例えば、「電話に出ないのは他の男と遊んでいるからだ」や「メールの内容が薄いのはきっと自分のことが嫌いになったんだ」のような感じ。書いてて自分のバカさ、小ささに驚く。。自分に自信がなかった＆相手を信頼していなかった。の要因もかなり大きいぞと思う。つまり、余裕がなかったのかな。

「浮気」

社会人になるまで最長付き合った期間が3ヶ月だった。振られたり、振ったり、自然消滅？だったり。

それが社会人の時、1年付き合った。付き合って半年後ぐらいから初めて半同棲した。相手は自分のことを絶対に嫌いにならない、という根拠なき自信が湧いて浮気を2回した。1回目は許してくれたけど、2回目は修羅場だった。自分はこの修羅場経験から、もう相手を傷つけることはやめようと心から思った。そして、その時の彼女の優しさに触れ、結婚しようと初めて思った。

ただ、俺の2回目の浮気をキッカケに当時の彼女も浮気をした。これはマジできつくて、こっちもした行為だから責められない。そして、振られた。ゴハンが喉に通らない、という経験も初めて。自業自得とは言え「壊れたお皿はくっつけても元通りにはならない」と思ったな。いやぁ、泣いた。これまでの関係性には絶対に戻れないとなぜか確信めいたものがあった。そして弱った。この事件？以来、浮気のダメさに気がついた。遅ぇーよ！と、誰かさんから突っ込みが入りそう（笑）

そして、友達の大切さにも気がついた。1ヶ月間、仕事が手に付かなくなるぐらい凹んだ。それまで人に弱音を吐くことはなかったけど、弱音を吐きまくったら、すごくラクになった。今まで愚痴や弱音を吐く人を見下してた所があったけど、それはなんか違うなと感じた気がする。後になってからだけど。

「歩み寄り」

一番、最近まで付き合ってた人。なんと4年間。良いことも、悪いことも、色んなことがあったけど、別れ際に気づいたのは自分の歩み寄りが足りな過ぎたということ。

結構、これまでも経験を活かしていい感じに付き合ってると思ってたけど、たぶんそういうことじゃない。実はまだ、「歩み寄り」のイメージがはっきりしていない。でも、相手から「私はがんばって歩み寄ったけど、やっぱりダメだった」と言われた。しかも2年前から思ってたらしい。早く言わんかーい！と突っ込みたくなったね、あの瞬間は。

なんかね、自分の幸せばっかり考えてたのかもな。相手の幸せを考えているつもりでも、ベクトルは自分に向いていたんだと思う。「歩み寄りが足りない」という言葉が本当にしっくりくる。

そして、今。

幸せにしたい人がいる。その人と出会えことそのものが、今の自分には幸せですらある。

お互い嫌なところもあるだろうし、ムカつくこともあると思う。飽きた、退屈だと感じるときもあるだろう。窮屈だ！と嘆くこともあるはず。おっと、言い過ぎた。。

それでも、まるごと、一緒にいたい。誰がなんと言おうと味方でいる自信がある。それに、まるごと一緒にいてほしいし、味方でいてほしい。

と、こう書くとまた勢いだけだと思われるかもしれないけど。まぁ、見てなさいって。百聞は一見に如かず。気づいたらお互い、背伸びしないで、自然体で、一緒に歳を重ねていくから。よろしくお願いしまーす！