take0329のブログ

好きこそものの上手なれ

かっこいいおとな、とは。

31歳。どんな大人になりたいだろう。


そもそも大人って曖昧な言葉。はっきりとした境界があるわけじゃない。「はい、今日からあなた大人ね」のようなことはない。昔は元服、今は成人式が一応あるけれど。


小学生低学年からしたら高学年は大きいお兄さん、お姉さん。中学生なんて不良のイメージがある。


中学生になると高校生は大人に見える。なんというか、恋愛や悪いこともだいぶ経験してる、という感じ。甲子園に出ている人なんて大分、上に見える。


高校生になると大学生はもはや親とかと同じレベルかな。私服だし、お酒を飲むし、囲碁とかやってる人いるし。車を運転してると「すげぇな」と。


大学生になると、社会人=嫌な大人像になっていた気がする。スーツを着て満員電車に乗るなんて絶対嫌だったし、ダサいオヤジばっかりだと本気で思ってた。それを変えたいとも思っていた。


当時、描いていた大人の像は今から思うと子供でしかない。時が経てば、年下は子供に思えるからね。


自分が社会人になった最初の頃は、「なんか変に割り切っててつまんない人が多いな」という印象だった気がする。とにかく言われたことをひたすら必死にする2年間。この間は2年で全員追い抜こうと思ってたような(笑)。


変わったのは、編集コンテンツの取材やセミナーをやり始めて本物の人たち(あくまで主観だけど)を見てから。吉野のワークショップも大きかったな。「何を経験したら、こんなかっこいい大人になれるんだろう」と打ちのめされることが多かった。今の自分とのギャップを感じて。


何がかっこよかったんだろう。思いつくままに単語を書き出すと、、

自信、謙虚、好奇心、素直、子供みたい、ユーモア、自然体、賢い、鋭い、厳しい、合理的、先見の明、よく笑う、声が大きい、信念、継続、感謝の言葉、take risk to enjoy、専門性、楽しそうに話す、など。


書いてみて思ったけど、「真似ぶ(学ぶ)」意識してるなぁ、俺(笑)。


ある名言で「大人は萎縮したこども」という表現があった。なるほどなと。


今のところ、かっこいいオトナ像は「自然体で自分の人生を楽しみ、周りの人をハッピーにできる人」かな。