take0329のブログ

好きこそものの上手なれ

投資家が「お金」よりも大切にしていること①

「お金とは何か?」

を考える本のチャプターをまずはブログ第一弾に。


最近は「お金」と向き合いたくて本を読み始めている。主にほぼ日で紹介されているものを中心にだけど。


これから結婚、出産、介護などを考えると、ますますお金は必要になるけど、お金に踊らされる人生は嫌だ。結果としてお金はついてくるものだと思うけど、自分なりの価値観をしっかり持ちたいなと。では、チャプターごとに連載形式で書いていく。


「お金とは何か?」

紙幣や硬貨がお金なのでもありません。紙幣は紙切れ、硬貨は亜鉛や銅やニッケル。100円玉と50円玉でのどの渇きを潤すことはできません。確かにね、と。


著者曰く、お金には私たちの考えや態度が100%反映される。


お金を使って、何をするか?

お金を通して、何を考えるか?


これが今回のテーマ。


8割の学生が「お金儲け=悪」と思っている。本当にそうか?と著者は疑問を投げかける。


実は日本の個人金融資産は総額1400兆円。そのうち800兆円もの莫大なお金が、現金と預金。


アメリカでは、年間で、成人1人あたり約13万円のお金を寄附している。それに対して日本では?2500円。


ほとんどの先進国では、家計の2〜3%くらいを寄附。日本は0.08%。ちなみに、寄附主体の個人の比率で言うと日本は36%。残りの64%は企業や団体。イギリスでは個人比率は60%、アメリカでは76%。とのこと。数字を見ると面白い!


あえて断言すると、日本人ほとケチな民族はいない。日本人は自分のお金を現金や預金として守ることしか考えていないのです。とのこと。


何も日本人を批判したいわけではありません。なぜ、そのような考え方になってしまうのかを問いたいのです。その理由は、「何も考えていない」という一言に尽きます。


たくさんお金を持っていても、下を向いて自分の懐を見つめているだけ。視線を上げて、そこからつながる流れや、その行きつく世界のことなど、まったく見ていない。だから、自分がお金を通じて社会に参加しているという意識、それに付随して責任が発生するという意識が乏しいのです。


私が「お金とは何か?」ということについて考えてほしいと訴える理由は、そこにあります。


海外では、投資信託を20年から30年くらいのスパンで持つのが一般的です。一方、日本では、投資信託の平均保有年数はたったの2.4年。


おぉ!面白い。気になる続きは、また近々。