かずきっ!
うーん、何を書こうか。
よし、今日一緒に焼肉を食べた親友かずきについて。ちなみに、えなりかずきのモノマネが世界一うまい。
かずきとの出会いは、会社の内定式。当時、バブルな業界だったからミラコスタ(ディズニーランドの中にあるホテル)で1泊2日の宿泊付きだった。
今から思うと、同期300人位いたのでコストは図りしれない。。すごい時代だ。
2人1組で部屋が割り当てられていたけど、当然1部屋にみんな集まるわけで。飲めや歌えのドンチャン騒ぎ。
「そういえば今日、サッカーやってない?」そんな一言から、サッカーを観たい人は一斉に別の部屋へ移動してサッカー観戦。
と、思いきや、いきなりお風呂場からバスローブを来た男。それが、後に親友になる、かずき。ちょいぽっちゃり系。
え?誰?なんでバスローブ?みたいな反応の観戦者たち。そう、ここはかずきの部屋だった。
当然、こっちも驚いたが、一番驚いていたのはかずき。一人、優雅にシャワーを浴びて外に出たら知らない人がたくさんいるからね。そりゃそうだ。
そして、一瞬でみんなの注目の的に。これがね、めちゃくちゃ面白いやつで、話もモノマネもリアクションもすごい。しかも下戸。アルコール一切なしで酔っ払い以上のハイテンション。
落語とサッカーを愛してやまない。
その時はあんまり話さなかったけど、なぜかその後、かずきとよくゴハンを食べに行くことに。
後から聞くと、かずきは他の内定者とは馴染めなかったらしい。あんなにハイテンションで話してたのに。
そんなこんなで馬が合った。2人で歩くと常にコントみたい。お店では店員さんを笑わすことで、色々とサービスをしてもらった。感謝(笑)。
超がつくほど成長意欲が高く、配属部署が決まった瞬間、部署全員の社員紹介の写真を印刷して顔と名前を一致させて名前を呼んで挨拶しまくっていた。軽く30人以上、いたんじゃないかなぁ。
そのほとばしるパッションから、嫌われることも多かったらしい。でも、誰よりもひた向きな姿はマジでかっこよかった。それは今でも変わらない。
あまりに2人で海外、国内旅行に行っていたので、(後から聞いたのだけど)ホモの噂が立ってたらしい。余計なお世話だ。
そういえば、俺がテレアポをする時、受話器に手をガムテープで縛られたことがあった。
少しの時間だったが、精神的な苦痛が激しく、受話器を取ると声が出ないように。解決方法が分からず、自宅で練習するも声が出る。会社だと出ない。
自由に生きてたから、それが奪われたことがショックだったのだと、今では思う。
その時、かずきに早朝練習に付き合ってもらった。向こうも忙しいのに、朝から外線をかけてもらい、自分が出る練習。ありがたかったなぁ。本当に。
ライバルであり、気のおけない親友であり、戦友。
かずきの結婚式では、友人スピーチをお願いされた。笑いを取ろうとがんばったが、ダダスベリ。最後、狙ってない天然の行動でウケる。やはり、無理はしない方がいい。
毎年、かずきと行っていた京都大作戦という野外フェスも、気づけばかずきの奥さんと3人に。次は4人で行きたいなぁ。っと。
あ、ちなみにだけど、俺は友達少ないと思う。そんな貴重な友達のひとり。