take0329のブログ

好きこそものの上手なれ

「問い」を立てる。

ある越境ラーニングプロジェクトで一番印象に残ってるのは、「どういう問いを立てるか」ということ。

企画プレゼンの1回目で「問いは何なの?」とツッコミが。その時は、しゃらくせーなー学者わ!とすら思った。とてもじゃないけど、言えないけども。

でも結果として強制力が働いて自分たちで立てた「問い」は判断基準にもなったし、何をメッセージとして伝えたいのかがものすごく明確になった。

「アイデアを転がす」「クリエイティブを転がす」楽しさも、問いがあるからこそ楽しいかもと今日思った。

「問い」は、仮説とも違うし、目的とも違う。仮説は検証する必要があるから一定の正解を持つことが前提。目的はそれにそれることを許されない。問いは、もっと遊びが入る余白がある。転がせる余地がある。

それから事あるごとに、なぜか「問い」は何かを考えるようになった。新しい企画もそうだし、会議のファシリテーションもそう。一定の方向性はありつつ、予定調和ではない着地を楽しみに進めることができている。

「問い」は、なんだか手放せるキーワードのような気がする。大切にしたい。