take0329のブログ

好きこそものの上手なれ

コーチング5、ブレーキ。

冒頭は駅伝、青山学院大学の話。
10年かけて文化をつくってきた。

「楽しかった」とみな口々に言う。

コメンテーター。青学は軽い。サザンも。
文化として、軽やかに結果を出す。

1回目~4回目の振り返り。(レディネスを高める?)

・やりたいことをやれる
・やめたいことをやめられる

これが本来は普通。
パラダイムがこれらを止めている。

年末年始に行事がある理由。
⇒同じ方向を向いていけるイベントをつくるため。
⇒昔ながらの知恵だと思っている。(本当か?!)
⇒お祭りは「クリアになる(抵抗をなくす)」ためのもの?!

本題。「ブレーキ」の話。
次回は「アクセル」の話だけど、
ブレーキを知らないでアクセルをかけると壊れるため。

・高度経済成長時代の日本
世界のマネをして前例があることを改善して成功。
ただ、世界を引っ張る存在になった途端にストップ。
リーダーシップが問題になる。→パラダイムが作用

世界のエグゼクティブは責任を取りたがる。
→できるから出る。

Responsibility
→反応、応答、対応
Accountability
→明細をもって出入りを管理、最終的に全て引き受ける(=最終引受能力/〆る)
Liability
→賠償、履行(日本で言う責任に近い)
※武士道はこれら責任の最たる例

日本は責任を避ける、海外では責任を獲得する。

・墜落した飛行機の話(御巣鷹山のエピソード)
遺族から「責任者を出せ!」
責任者「もろもろ謝罪。その後、、、

今あなた方がおっしゃった責任者というのは、
誰が悪いのかということですよね?
(そう、というムードが漂った後)お断ります。と。
犯人探しを始めてしまうと、
整備か、製造メーカーか、部品メーカーなど、
誰もが自分が責任者の可能性がある中で言うと、
誰もが話さなくなってしまう。
そうすると、真因が分からずに同じ過ちが起こりかねない。
航空会社としては、それは避けたい。
なので、今はみなさんの胸のうちに秘めてください、と。
その後、ボーイング社にRとAを徹底的に追求。最後にL。

・別エピソード
仮に旅客機が墜落しかかっている。
一番責任があるのは?:機長
一番責任がないのは?:乗客
一番冷静なのは?:機長
一番パニックになっているのは?:乗客

責任者が一番ストレス耐性がある。
こうなる条件が3つある。
・自分からとった責任(やりたいことをやるのがいいと通じる話?!)
→大企業、公務員ほどストレス体制がない。安定しているに。
遠洋漁業の漁師が一番病む率が少ない。(下手に希望も予測も持っていない)
→日雇い労働者もメンタル不全が少ない。

・何が起きているかわかる
→がんセンターでも、がんと分かった方がストレスがない
(体力練でどこまで走ればいいか分からないのが一番つらい、と同じ構造か?!)

・何かができる
→機長はハンドル操作をしたり、エマージェンシーなど出せる
→乗客は何もやれないから、ストレスに負けパニックになる

墜落したにも、乗客の遺書が残っていた話。
字も綺麗、落ち着いている中で書いている。
しかも燃えないように靴の中に入れてたりする。
機内も混乱の形跡がなく、きちんと秩序が守られている。
→なぜ保たれたのか?
→3つの要素があったのだと推測している。
※別途、サレンバーガー機長の話(後ほど調べる/ハドソン川着水)

海外の責任に近しい日本語は「立場をとる」。

川田龍平。(HIVの被害者)
→被害者だけどHIV感染者を守る立場に
→20歳の学生にも関わらずHIV感染者としてカミングアウト
→立場をとった人間の言葉はとたんに迫力を持つ
→訴訟相手は第一人者である帝京大学の教授
→発言し始めたら、まずは1万人の学生が動いた
→徐々に拡大かして世論が動き始めた
→立場をとる人には運も向いてくる
→勝訴してから、積極的にメディアに出てきた
→まだ何も始まっていない。問題が解決されていないから

・立場をとる、というセンスが大事
大きなことを受けることが好きになる。

休憩をはさんで後半戦スタート。テーマは「選択する」。

・ChoiceとSelectの差は?
Select:取り捨て(基準次第)
→選択肢から優位なものを選ぶ
→その都度、基準が変わる
→例:給与で転職者を選んだら、それよりも高い
→選ぶ基準が辞める基準にもなる
→揺らぐ人が多い

Choice:いいと思ったから選ぶ(自分次第)
→比較や基準がない
→揺らがない人が多い

・バイタリティとエネルギーの差は?
エネルギー
→義務的、意図的に使うと下がる
バイタリティ
→義務的に使うと下がる、意図的に使うと上がる

ダウン症の話。

「立場をとる」とは「自分から自由に取る責任」。
ラクで、軽くて、気持ちのいい責任。

立場を取ると行動が変わる。
→小さい石鹸、リッツカールトンでの石鹸の話。
→勝手に地球の環境を守る責任を取った!

さて、リフレクションを。
「自分からとった責任」「何が起きているかわかる」「何かができる」
の3つが揃うとストレス耐性がつく、ということは納得。
本当に好きなことをやっている時には、他人は「大変そう」と思っても自分は違う。

あとは、「ChoiceとSelectの差」も面白い。
前に「判断と決断は違う」と言っていることは同じ。
基準があるかないか、直感か否か、は面白い視点だなぁと。