take0329のブログ

好きこそものの上手なれ

コーチング7、IM。

冒頭、「コミットメント」と「ノルマ」はよく混同しがちだが違うという話からスタート。


「コミットメント」とは「そう生きる」ということ。それだけ。BE-DO-HAVEの話と通じることを再確認した上で「BE(あり方)」をどう表現するか、どれだけ影響を与えられるかを伝えます、と。

今日のテーマは「Intentional Message」。この順番で言うといい、という話。
1.背景、意図、ビジョン
2.具体的事実、行動
3.具体的影響
4.偽らざる気持ち

松下幸之助さんの話を例に。ビジョンだけでは人はついてこない。他人事になってしまう。持ち上げるわけでもなく、価値観を押しつけるわけでもない。人から言われたのに、主体性を持ってしまう。
→脳の仕組みと連動

「バイタリティのサイクル」
何かというと、生き生きしている人が持つ感覚や感性。実はこれ子どもの頃はよく使っている。典型例としては、いたずらっ子。いたずらっ子は大人になって自分らしく成功するケースが多い?!(何の見返りや報酬もないのに、、、)

自発的意図→(1)→戦略・戦術→(2)→決断→(3)→行動→成功/喜(4)or失敗/悲(5)

(1)想像力、創造性、構築力が培われる。cf)
イタズラ:段取りは多くて行動は一瞬
TVゲーム:決断→行動をひたすらする
※イタズラはいい。TVゲームは大切な段取りがすでにされている状態

(2)立場、責任、当事者意識、リーダー
(3)マネジメント、対応力、コミュニケーション
(4)本質、センス、勘、観点
(5)完了感→過去から学ぶ
※これはあくまで一部

このサイクルが回り始めると機能快(ストレス耐性)=持ってる機能を最大限発揮すると快感。力はセーブするより出した方がいい?! 参考書籍、ハルヤマシゲオ「脳内革命」。

(6)感謝、承諾、主体性、発想

実はこのサイクルは冒頭の1〜4の順番になっている。と、ここで一旦休憩!

徳島県上勝町の葉っぱを売るビジネスの話を1〜4に紐付けてエピソードを語る。

志布志のキネヅカ隊。幸福度が高い。自分の技能が役に立っていると感じるから。

地域で人を育てる夕張市の話。修学生が旅行先でどうすれば自分たちの地域のモノを売れるかを考える。

社会のシステムは「自分で」をなくそうとする?! 3つに関わらせてもらえない。つまり、「やらされている」状態。この状態だと、成功するとほっとする。(楽→止まろう)。失敗すると怒りになる。
参考)「喜怒哀楽」のなかで喜と哀は感情(新皮質)、怒と楽は情動(旧皮質)。ギャンブルやゲームはサイクルの無駄遣い

・intentional messageの使い方
a.否定のIM
b.工程のIM
c.予防のIM
d.IM的聴き方

岸さんが売上を伸ばした話。500人の社員全員がIMを使えるようにしたところ、入社面談が変わった。普通は値踏みをするが、ここではまずビジョンを語り、本人に求めることを語っていく。ビジネスパートナーとして見ていく。採用基準は「サイクルを見せてから、早くからIMが適確にでる人間を採れ!」。

1ヶ月半で新人が店長に。刺激されて、ロイヤルハワイアンズで採用、トラベル紙でワンダ賞。外資ホテルが進出する時期、良い交渉材料に。倍々ゲームとはそういうこと。

と、ここまで。なるほどなぁと。イタズラをする時は確かに夢中になるし、やっていて楽しい。そういうサイクルを回していくと、仕事はもっと楽しくなるはず。これまでのコーチング研修を振り返りながら実践あるのみ!