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好きこそものの上手なれ

第3回プレマネ研修

テーマは顧客創造。なんと6時間!
事前学習としてPEST分析。

【PEST分析とは】
マクロ環境を効率的に分析するために活用される分析手法。
P=Politics(政治面)、E=Economy(経済面)、S=Society(社会・ライフスタイル面)、T=Technology(技術面)という4つの分野にマクロ環境を分割して、自社が受ける影響を分析していく手法

※一般会計予算、日本の人口推移、シティグループによるGDP予測の解説

・政治的要因
財政の左(歳出)と右(歳入)の話。
歳出は社会保障地方交付税交付金等、国債費の3項目で全体の7割超。

社会保障費の話>
⇒つまりは税金に手をつけている。

53兆:払う側
30兆:引き落とす側
年金の運用をしている特別行政法人が、
積み立てたお金が130兆円ある。
ここから8兆円を切り崩して補填している。
⇒これまでは国債で運用。

税と社会保障の一体改革。
2015年3月で団塊世代が一斉に退職。
⇒天引きが減る、もらう額が逆に増える

年金受給年齢を70歳
∟受け取る額を減らす
∟???

(医療費については?)
1~3割は現場負担。

地方交付税
2040年に1800ある市町村は900になる。
⇒だから地方創生。有効かどうかは別問題。

夕張市の市長(30歳)。
最先進破綻県なので、これからの市町村の役に立てる。

赤字国債30兆円。
デフォルトを起こす、起こさない議論はある。
⇒インフレになり貨幣価値が下がれば問題ない
⇒大体、新浪さんから始まる
⇒海外に工場があるメーカーは動きづらい


産業界に影響を与える。TPP、賃上げ、など。
これを中長期的に見据えながら語れるリーダーになれるか。
国債の話は聞き逃した!残念!

・経済的系要因
2017年末という中で講師が話をするそう。
GDP=稼ぐ力、購買する力予測の表を参考に)

<海外をみると>
米、中、印がダントツ。(日本は2011年時点で8位)

ある一定の方程式で伸びている。
政治が安定している×若い人口が多くいる。
⇒世界が投資するから。海外が向上を立てる、など。
⇒この後はアフリカ、南アフリカがきそう

ちなみに、ブラジルは人口2億人。平均年齢30歳。
だからGDPが伸びる。
⇒工業力が所得を拡大し、消費力に化ける。(ASEANはこの事例)
インドネシアの人口は2億5000万人。平均年齢28歳。
⇒日本は約48歳。
⇒企業は労働力を追う。だから日本も海外へ出ていく。
⇒小売、流通は海外に出やすい。
⇒企業はマーケットを追い求めるが、雇用をおいていく。
⇒「アジア」というスケールで考えないとおいてかれる。

<国内をみると>
円安ドル高など為替の話。
日銀が物価を上げようとしている。インフレを起こしたい。
⇒物価も金利も上げると住宅ローンに跳ね返ってくる(3000万人借りている)


・社会的要因

今年生まれた赤ちゃんは一生、国内人口が増えることを知らない可能性が高い。
2014年に生まれた赤ちゃんは速報値100万人ぐらい。
去年一年間でなくなった方は130万人。つまりは人口-30万人。
2015年は100万人をきる最初の年になると言われている。

フランスはうまく克服した。では、どのようにやったか?
嫡外子を認めた。子供ができても結婚しなくてもいい。政府が認める。

人口は神の大きな手によって左右される。と言う文化人類学の学者がいる。
⇒作物作成能力が上がると子供が増えるという見立てもある。

・絶対値が減る
・プロポーション(構成比率)が変わる

個人金融資産1600兆円。の60%を65歳以上が持っていると言われている。
そのうち約6割が現金(流動資金)。⇒政府はこれを子供のために使ってほしい。
※残り4割はすぐには換金できないもの
⇒ヒト孫1500万円までは無課税など
⇒高齢者向けのドメスティックカンパニーはこれから伸びる
⇒子供は人口が減るが、出る財布が6つぐらいあるので単価は上がっていく?!

生産労働人口は減っていく。(15歳~64歳)

人口ボーナス期の国:内需が勃興する国(1960年代の日本:生産力もあり消費力もある)
年功序列生涯賃金、退職金がパッケージ型のファミリーを量産した
⇒生産効率の高い、小品目大量生産という大規模なモノの販売体制を築いた
⇒5000万人を超えると1産業あたり複数企業生き残ると言われている。売れるものは一緒だから

右側(人口衰退の表)を見てみる
⇒分断してみる

これらを考えて経営陣に提案していくのが「顧客創造」。

・技術的要因

技術はテーマ毎に考えるのがいい。

医療(ゴロゴロいる)、交通(震災時、東北新幹線は27本走っていたが怪我人ゼロ)
建築・土木(地震国で高層ビルを建てられるのはすごい)、情報処理(クラウドなど)、
通信・コミュニケーション(スマホ)、宇宙(大林組宇宙エレベーター)、エネルギー、
自動化(ロボット/3D)、生産管理、物流、新素材
※自動車は鉄で作らなくなる⇒東レ、レーヨンの受容が伸びている(=合成素材)
⇒この先の企業は復興する
日本、ドイツ、イスラエル(軍事)が技術はすごい。

これにてPEST分析は完了。
自社にとってフォローになるものと、アゲインストになるものを挙げていく。
⇒日頃の勉強はPESTの4分野を意識してするのが◎

休憩をはさんでSWOT分析へ。
⇒まずは「強み」と「弱み」。次に「機会」と「脅威」をグループディスカッション。

SWOT分析とは】
SWOT分析は3C分析とならぶ企業や事業の現状分析のための分析手法のフレームワーク
SWOTは、Strength:強み、Weakness:弱み、Opportunity:機会、Thread:脅威の頭文字をとっています。自社を取り巻く環境による影響と、それに対する自社の現状を分析しながら、自社のビジネス機会を発見する。
単純に思いつきでSWOTの各項目を並べるだけでは、分析に偏りが生じてしまい広い視野で客観的におこなうことができません。SWOT分析では、いくつかのフレームワークを用いいながら、モレなくダブりなく分析を進めます。
SWOT分析では、PEST分析、5F分析、PLC、ポジショニング、バリューチェーンなどのフレームワークがよく用いられる。

・ビジネスパートナーになるために
リーダーは顧客の経営課題まで考えていますか。
PEST分析は常に考え、色々なテーマ出しができるかどうか。
強みと弱み⇒HPはもちろん、社内報、ラインへの取材、小売りではお店にいく(ルポライド)などでデータを集める。
⇒ここまでやらないと本当はsimpleスポットは完成しない
⇒クライアントの上位層であればあるほど大人の会話になる
⇒気の利いた“問い”を出すことはできるか?
⇒“問い”のレベルを解は超えない
⇒これがリーダーがやる潜在的ニーズの発掘。そのための理論武装、仮説化。

・仮説はどう立てていくのか
組み合わせていく。
まずは、S&Oの積極戦略を考える。簡単に一つずつ組み合わせる。
次は、W&Oだけにして弱み克服戦略を考える。ここは内向きな話。事業とは違う。

  O:     T:
S:積極戦略     差別化戦略
W:弱み克服戦略   撤退戦略

2つやったタイミングで、「市場と競合の分析」シートへ。
それぞれ2015年1月時点と2017年12月末時点に分けて考える。

次にS&Tを見て差別化戦略を考える。
実際の商談ではこの3つの戦略をすべてぶつけてみる。

・戦略を考える
A:どんなマーケット(組織内テーマ)に向かいますか
B:そのために不足していることは何ですか
C:どのような状態がゴールですか
D:そのゴールに向けてどのような事業計画を立案しますか
E:その事業戦略に対しどのようなHR戦略計画を立案しますか
※HR=採用、育成、評価、報酬、配置、昇進、退職

リフレクションとしては、
U理論とコーチングと今回のものが何か繋がったような気がする。Uの左側は見えにくいが重要。ただ、それがあっても右側は武器になる理論やフレームや実践がないと鍛えられない。今回の研修は右側。一見、ノウハウなどになりがちだけど、これはこれで超重要。ロジカルシンキングクリティカルシンキングをするためには、それをフレーミンングできるだけどの知識や情報がないとそもそもできない。今回は、何を勉強するばいいのかが少しヒントをもらった。インプットも増やしたいぜ。

 

コーチング6、意図。

今回のテーマは「意図」。

これまでは、「ブレーキ(人が止まる)の話」をしてきたが、今回は「ドライブさせる方法」。

日本では「意図」は腹を探る印象。海外では「intention」。ビジョン、目的、目標と置き換えて考えてみると、、、

例えば、来年末留学する人がいたとする。海外で不自由しない語学力を身につけるためにTOEIC700点を目指している。この場合、
・不自由しない(目的)
・TOEIC700点(目標)
つまり、目標は特定性と測れるもの。目的は質。ビジョンは要素。本来、目的と目標ふ同時に達成されるものだが、分かりやすいから目標ばかり見るケースが多い。

しかし、目的(質)は異なる。
A:国際平和
B:自分の限界を超える
C:出世、名を残す
D:お金
E:ふった彼女を見返す
など。では「意図」とは何か?ベクトルみたいなもの。達成することはないが、いつも達成している。「意図」が明確な個人や組織は強い。

TEIJINの10年タダ飯論の話
10年以内に「これだ!」と思う分野を見つける。合成繊維が使えなかったヨットの帆。「軸にのる」感覚をつかむ。

・ペアワーク
向こう1ヶ月前後で自分で決めた予定をいう。「なにをつくりあげるか」「(抽象的な場合には)具体的にどんな」をひたすら。このセンスを知っているだけで全然違う。レンガ職人の話。

「なぜ?」と聞きがちだが、そうすると環境要因や過去に向かう。「なにをつくりあげるか」にすると主語か「あなた」、また未来に向かわざるを得ない。

講師は朝食メニューから始まり30分間。今回のワークは8分。自分は飲みから始まり、自然と人間が共生する社会へ。最後に問いかけるのは、「今出てきたもろもろのためにやりますか」。やるしかないな、こりゃ。

・レスキューの幼なじみの話
その人は「俺の目の前には一人しかいない」と。達成感はないが、その意図があるから13年間も続いて表彰された。

・一生に一度しかできないワーク
ネタバレあるので秘密!
あなたの人生にあり得ない、ならない、関係ない職業は何ですか?
枠を外すには間逆を聞く。
ヤクザの親分、高層ビルの窓拭き/バーのホステス/トラック運転手。

質にあったものであればついてくる。「意図」と「ほしい質」のはなし。

・ワーク。仕事バージョン!

使命とは、命の使い甲斐がある、ということ。

いやはや、なかなか面白い。目の前のことから先に目を向かわせるのがすごいんだよなぁ。損失回避の特徴もうまくとらえていると思う。本人は、最初は心理学を学ばずにリアルな体験でどういう組み立て方がいいのかアウトプットしながら考えていたらしい。その後に心理学などを見て似てるなと思ったとのこと。だから、筋肉質なんだよな。と。

コーチング5、ブレーキ。

冒頭は駅伝、青山学院大学の話。
10年かけて文化をつくってきた。

「楽しかった」とみな口々に言う。

コメンテーター。青学は軽い。サザンも。
文化として、軽やかに結果を出す。

1回目~4回目の振り返り。(レディネスを高める?)

・やりたいことをやれる
・やめたいことをやめられる

これが本来は普通。
パラダイムがこれらを止めている。

年末年始に行事がある理由。
⇒同じ方向を向いていけるイベントをつくるため。
⇒昔ながらの知恵だと思っている。(本当か?!)
⇒お祭りは「クリアになる(抵抗をなくす)」ためのもの?!

本題。「ブレーキ」の話。
次回は「アクセル」の話だけど、
ブレーキを知らないでアクセルをかけると壊れるため。

・高度経済成長時代の日本
世界のマネをして前例があることを改善して成功。
ただ、世界を引っ張る存在になった途端にストップ。
リーダーシップが問題になる。→パラダイムが作用

世界のエグゼクティブは責任を取りたがる。
→できるから出る。

Responsibility
→反応、応答、対応
Accountability
→明細をもって出入りを管理、最終的に全て引き受ける(=最終引受能力/〆る)
Liability
→賠償、履行(日本で言う責任に近い)
※武士道はこれら責任の最たる例

日本は責任を避ける、海外では責任を獲得する。

・墜落した飛行機の話(御巣鷹山のエピソード)
遺族から「責任者を出せ!」
責任者「もろもろ謝罪。その後、、、

今あなた方がおっしゃった責任者というのは、
誰が悪いのかということですよね?
(そう、というムードが漂った後)お断ります。と。
犯人探しを始めてしまうと、
整備か、製造メーカーか、部品メーカーなど、
誰もが自分が責任者の可能性がある中で言うと、
誰もが話さなくなってしまう。
そうすると、真因が分からずに同じ過ちが起こりかねない。
航空会社としては、それは避けたい。
なので、今はみなさんの胸のうちに秘めてください、と。
その後、ボーイング社にRとAを徹底的に追求。最後にL。

・別エピソード
仮に旅客機が墜落しかかっている。
一番責任があるのは?:機長
一番責任がないのは?:乗客
一番冷静なのは?:機長
一番パニックになっているのは?:乗客

責任者が一番ストレス耐性がある。
こうなる条件が3つある。
・自分からとった責任(やりたいことをやるのがいいと通じる話?!)
→大企業、公務員ほどストレス体制がない。安定しているに。
遠洋漁業の漁師が一番病む率が少ない。(下手に希望も予測も持っていない)
→日雇い労働者もメンタル不全が少ない。

・何が起きているかわかる
→がんセンターでも、がんと分かった方がストレスがない
(体力練でどこまで走ればいいか分からないのが一番つらい、と同じ構造か?!)

・何かができる
→機長はハンドル操作をしたり、エマージェンシーなど出せる
→乗客は何もやれないから、ストレスに負けパニックになる

墜落したにも、乗客の遺書が残っていた話。
字も綺麗、落ち着いている中で書いている。
しかも燃えないように靴の中に入れてたりする。
機内も混乱の形跡がなく、きちんと秩序が守られている。
→なぜ保たれたのか?
→3つの要素があったのだと推測している。
※別途、サレンバーガー機長の話(後ほど調べる/ハドソン川着水)

海外の責任に近しい日本語は「立場をとる」。

川田龍平。(HIVの被害者)
→被害者だけどHIV感染者を守る立場に
→20歳の学生にも関わらずHIV感染者としてカミングアウト
→立場をとった人間の言葉はとたんに迫力を持つ
→訴訟相手は第一人者である帝京大学の教授
→発言し始めたら、まずは1万人の学生が動いた
→徐々に拡大かして世論が動き始めた
→立場をとる人には運も向いてくる
→勝訴してから、積極的にメディアに出てきた
→まだ何も始まっていない。問題が解決されていないから

・立場をとる、というセンスが大事
大きなことを受けることが好きになる。

休憩をはさんで後半戦スタート。テーマは「選択する」。

・ChoiceとSelectの差は?
Select:取り捨て(基準次第)
→選択肢から優位なものを選ぶ
→その都度、基準が変わる
→例:給与で転職者を選んだら、それよりも高い
→選ぶ基準が辞める基準にもなる
→揺らぐ人が多い

Choice:いいと思ったから選ぶ(自分次第)
→比較や基準がない
→揺らがない人が多い

・バイタリティとエネルギーの差は?
エネルギー
→義務的、意図的に使うと下がる
バイタリティ
→義務的に使うと下がる、意図的に使うと上がる

ダウン症の話。

「立場をとる」とは「自分から自由に取る責任」。
ラクで、軽くて、気持ちのいい責任。

立場を取ると行動が変わる。
→小さい石鹸、リッツカールトンでの石鹸の話。
→勝手に地球の環境を守る責任を取った!

さて、リフレクションを。
「自分からとった責任」「何が起きているかわかる」「何かができる」
の3つが揃うとストレス耐性がつく、ということは納得。
本当に好きなことをやっている時には、他人は「大変そう」と思っても自分は違う。

あとは、「ChoiceとSelectの差」も面白い。
前に「判断と決断は違う」と言っていることは同じ。
基準があるかないか、直感か否か、は面白い視点だなぁと。

「問い」を立てる。

ある越境ラーニングプロジェクトで一番印象に残ってるのは、「どういう問いを立てるか」ということ。

企画プレゼンの1回目で「問いは何なの?」とツッコミが。その時は、しゃらくせーなー学者わ!とすら思った。とてもじゃないけど、言えないけども。

でも結果として強制力が働いて自分たちで立てた「問い」は判断基準にもなったし、何をメッセージとして伝えたいのかがものすごく明確になった。

「アイデアを転がす」「クリエイティブを転がす」楽しさも、問いがあるからこそ楽しいかもと今日思った。

「問い」は、仮説とも違うし、目的とも違う。仮説は検証する必要があるから一定の正解を持つことが前提。目的はそれにそれることを許されない。問いは、もっと遊びが入る余白がある。転がせる余地がある。

それから事あるごとに、なぜか「問い」は何かを考えるようになった。新しい企画もそうだし、会議のファシリテーションもそう。一定の方向性はありつつ、予定調和ではない着地を楽しみに進めることができている。

「問い」は、なんだか手放せるキーワードのような気がする。大切にしたい。

コーチング4(抵抗について)、セルフリフレクション

冒頭は「知るレベル」と「生きるレベル」の話。「知るレベル」にいくまでの順番としては、無意識・信じる・考える・行動する・感じる。ただ、「行動する・感じる」までは現実にアクセスしていない。なので、観察する必要がある。知らないことを知る。自然につかむ。

 

物事の本質をつかむためには“哲学”を学ぶ。

 

・しんどくなく自然にできることがある(抵抗していない)

 

早稲田大学ラグビー部監督の中竹竜二さんの話

これまでの監督は国内トッププレイヤーを招集するも、国内トップどまりで世界には全く通用しなかった。原因は、実績のある名プレイヤーの言うことを選手が鵜のみにしていたため?!

中竹さんは“フォロワーシップ”を最初から主張。引っ張るのではなく、支援することを公言。ただ、誰も中竹さんを知らない元無名プレイヤー。最初は選手からわざと下に見られるように。そうすると、メンバーは言い訳、自己弁護とレベルが低いことを言い始める。次に「こんな監督に任せられない。俺たちでやる」と。自分たちで観察・研究をして、自分たちの頭で考え始める。そして、そのプロセスにおいて中竹さんが言っている正当性に気づく。ただ、自分たちの頭で考えるようになったので、“うのみにする”ことがなくなった。結果、日本選手権連覇。これまでの早稲田を超える強さを見につけた。

 

・中竹さんは「平等に扱わない」と明言。今、必要な能力がある人を起用する

 

今回のテーマは「抵抗」。

 

・生理的抵抗:トイレ、眠い、など

・情緒的抵抗:面倒くさい、など

・身体的抵抗:病気、怪我、など

・思考的抵抗:メモなし

・行動的抵抗:メモなし

・社会的抵抗:他人を巻き込む(ガタガタしてくれる人と人間関係をつくる、など)

 

何かというと、人はうまくいきそうになると“抵抗の準備”をする。それをあえて見にいくエクササイズを実施。エピソードとして起業家塾の話。70%は軌道にのるとなぜか失速する。そのうち30%は辞める。結果を出そうとすると折れる。

 

・オカルティックな話。スケジュールがダブルブッキングすることや、コミュニケーションラインが断絶する、交通機関が遅れる、天候すらも“抵抗の準備”として受け取る。それらを超えるとブレイクスルーできる

 

・では、どんな手を打つのか?違和感の感覚をつかむ(=気が付けるタイミングを早める)

VIPおばちゃんの話の続き。会話をテープレコーダーで録音して聞かせた。笑い飛ばす。

 

・責任とは?

責任の下にくる○○を出してください、というエクササイズ。責任をとる、はたす、おう、おしつける、課す…などたくさん出る。パラダイムで見ると「誰のせい?」が隠れている。

 

では、英語で「責任」とは。Responsibility、accountability、due to、depends onなど多くの言いかたがある。「ability」が共通。つまり、アメリカでは、「責任」とは能力がある人ができることをとる、というニュアンス。日本語の「責任」という言葉が認識が違うのでこの世からなくした方がいい、とのこと。

 

宿題:“抵抗の準備”を日常において意識して見てみる(次への布石?!)

 

岸さんはセンスを磨け、という。結局、自分を変えられるのは自分。そのために、メタ認知する力を鍛えるということなのかなと。ワークショップにも通じる話。すごい人たちが言っていることは、大体同じこと。これは面白い。本質や原理原則は一つなのかな、と。メタ認知できる目を養うぞ!

コーチング3(Be(ある)-Do(する)-Have(もつ))、セルフリフレクション

いつも通り、パワポなしの完全フリースタイル。冒頭は「タイムスフティング」の書籍紹介。ラクに、短く、たくさんのことをする!という話。

 
・メカニズムに支配されないように
 
・面倒くさい から やらない
パラダイムに支配されている
・面倒くさい けど やる
パラダイムに抗うから余計なエネルギーを使う
・面倒くさい そして やる
→切り離す。パラダイムに基づかない
 
・人はうまくいかない条件を揃えにいく
→決めないで済む
→行動しないで済む
→直面しないで済む
→変わらずに済む
つまり、前回の脳幹レベルの問題。取り組むムードだけ作って、現状から変わらない。
 
・ただ、それだと損失が大きいよ、という話。無意識なものを顕在化するために一人ひとりに聞いてみる。
 
可能性、意思、エネルギー、自信、時間(生命,寿命)、機会、友人、信頼、信用、創造性、成果、魅力、求心力、表現、知識、経験、未来、野望、快感、視野、直感、主体性、自分らしさ、品格、評価、お金、など
 
・宿題1
パラダイムに縛られて失うものを意識する
 
・ゴシップとは、「その人の言動に責任のとれない人に話をすること」。すべてのコミュニケーションは責任者にするのが筋
 
・ゴシップは組織を壊す最高のコミュニケーション。問題を飼う、という表現をしていた。問題をどれだけ維持できるかを考えるれしい!
 
・宿題2
周りにあるゴシップを探す。(自分が言っていることにも気がつくはず)
 
・ゴーンさんはゴシップにならないよう、非公式にネットワークをつくった。「変えたいと思ってる人は手を上げて」と。
 
・余談話。「人は増える」という考え方。「変わる」だと自己矛盾を孕む。「今の自分でやろう」でなくていい。否定から変化は起きにくい。新しい自分でする。Be(ある)-Do(する)-Have(もつ)。
 
最後に感じたことを。
途中で人数調整のために参加者として入ったんだけど、やはり外にいる時とは全然違う。エネルギーの渦に巻き込まれるというか、良くも悪くも客観的になれない。「場にいる」という感じなんだよなぁ。てことは、オブザーブって、本当は外から見るんじゃなくて中に入らないといけないのでは?と。次から実践してみよっと。
 
あと、岸さんは岸さんのセミナーに出た卒業生の変化したエピソードをもの凄く語る。ノウハウやハウツーはほぼない。「これを聞いておけば成功するよ」という狙いはあるのだろうけど。もう一つ思ったことは、「解釈力」が問われるなと。自分の経験と照らし合わせて、どうインプットしたものを血肉化するかが大切になりそう。